昨年の今頃は引越しが終わり、既存の訪問看護ステーションの活動をしながら、デイサービスなごみの準備をしていました。
新規事業を皆で手分けし、指定申請や建屋の内装など手探りのなか準備していました。第一回目の緊急事態宣言が発令され、オープンを2ヶ月遅らせスタートしました。障害事業は始めてでしたし、共生型のデイサービスを自分達が経験のないままで立ち上げましたので試行錯誤で進んでいきました。緊急事態宣言をその後2回経験し、様々な工夫をこらし何とか皆で作り上げるデイサービスが少しずつですが形になり始めてきています。共生型のデイサービスは障害者と高齢者が同じスペースで共同生活をします。
様々な障害がある障害者の方と高齢者が時に一緒になり作業をしたり、行事を通す事で心の交流となり、会話が生まれてきています。日中生活の自立を目標に生活をしています。デイ―サービス全員初心者ですが、何とか1年過ぎました。今はとっても素敵な空間をスタッフと一緒に過ごしています。そして新規事業は相談支援事業所も昨年7月にスタートしました。
訪問看護ステーションから始まった弊社ですが、看護師以外の国家資格者が一緒にこの地域で活動したいと集まってきています。相談支援事業所を置いた事で、既存の訪問看護ステーションとデイサービスなごみの利用に繋がったりもしています。又、相談を受ける事で各連携機関との情報共有がスムーズに行われているように感じます。
看護師、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、今後も集まってきます。そして嬉しい事に20代若者が集まってきました。若い人の考え、力を沢山発揮してくれているので、皆で良い刺激を受けています。又、会社としての組織運営にも積極的に個々が関わっています。弊社は事務がおりません。それぞれの管理者が事業所の収支を把握しながら保険請求もしています。
そして、会社のお金の流れを独自の出納帳を作り収支を把握する事が出来ています。自分達の働いている会社でお金の動きを見る事が出来るので、何をそれぞれがしたら良いのかが見えてきます。収支は見える化、情報共有も管理職は全員タブレットとパソコンを持ち、アプリを使いこなしながらスピーデイに行っています。コロナ禍ではありますが、皆でアイデアを出しながら日々試行錯誤しています。
「どうしたら出来るのか?」を常に考えて行動をしています。利用される方お1人お1人に真摯に向き合い、専門職としての自覚を持ちサービスの押し付けにならないよう皆で一丸となって今後も活動をしていきたいと思っています。ご利用者様、ご家族様に叱咤激励を受け今があります。前を向いて頑張ります!!